アサまーと は、現在準備中です。

2020/01/14 06:08

いくつもの季節が過ぎやっとネットショップ更新期間に入りまして、お久しぶりにも関わらずみなさまチェックしていただきありがとうございます。アサまーとです。

秋に所用で沖縄いたのですが、ゴリゴリの無限回廊、歩きたい道と調べたい事が無限に派生し続けて一秒たりとも沖縄の事以外考えられなくなるという、俗に言う読んでも読んでも終わらない本であるところの沖縄沼の住人となっていました。
近所に今年リニューアルした沖縄県立図書館があり、きれいで使い勝手がよくて、5階のワンフロア全て沖縄関連本で充実しまくり、あと興味対象が日本語で書かれていて母語で一次資料にあたれるというありがたさの衝撃温泉にあてられて(ロシア語やウクライナ語を前に一回フゥ…とならなくていい…)夢見心地でした。那覇OPA内の県立図書館最高です。

那覇史に興味持ったらまずお世話になる那覇市歴史博物館。
2013年に行われた企画展『徳村光子寄贈資料展 夢見る琉球人形』のパンフレットに載っていた”琉球モチーフのキリスト教ポストカード”が、ちょっと旧ソ連ポストカードにも通じる絵柄と良さに溢れていました。
なんかウクライナの蚤の市のポストカード束の段ボール箱に紛れて入ってるような感があるんですよね。ないすかね。どうかな。
戦後に困窮する女性達の職業教育を目的に、首里文化洋裁講習所(のちのSHURI WOMEN'S HANDCRAFT CLUB/首里婦人手芸同好会)を設立した徳村光子氏が手がけたもの。ネットには詳細全く出てこないし、実物を見てみたいなあ。



亀甲墓とキリスト。




参照:徳村光子寄贈資料展 夢見る琉球人形(那覇市歴史博物館刊行)


あと、御絵図(みえず/琉球王国時代に描かれた織物のデザイン画)の2018年に行われた展示のパンフレットも購入できたんですが、もうこれなんかもうロシアアヴァンギャルドやんけ。格好良すぎ!ゴリゴリ構成主義かよみたいな

それで、御絵図に関しては、インターネット上にこんなお宝置いてあって大丈夫?嘘でしょ?ってレベルの、那覇市歴史博物館学芸員の山田葉子氏によるめちゃめちゃカラー図版が載った鬼最高素晴らしい資料がこちらにありますので、ぜひご覧になってみてください。
ダイヤモンドのようなpdf…。ありがとうございます。

絣って本当にかっこいいですね。あ、ウズベキスタンのアドラスも(絣=イカット)です。アドラス模様のウズベク陶器、新入荷したので見てくださいね〜。